upperline
〔PHOTO〕gettyimages

勝因は都内全域で街頭演説を多数こなしたこと

2月9日に投票が行われた都知事選挙で、2,112,979票(有効投票者数の43.4%)を獲得し、当選することができた。私を支持して下さった方々に心から感謝申し上げたい。大雪のせいで、投票所に行くのが困難な方もおられたのであろう、投票率が46.14%と低かったのは残念であった。

残念なことと言えば、テレビ討論の機会がほとんどなかったことである。しかも、候補者同士が議論し合うクロス討論が全くできなかった。これは候補者の中に、それを行うことを拒否する者がいたからである。テレビは公器であり、その場を借りて、候補者が自由に論戦を交えることは、有権者に投票の判断材料を提供する絶好のチャンスである。

一昨年末の総選挙でも、政党の党首間でクロス討論が各局で行われた。私も党首として参加したが、熾烈な選挙戦を一日戦った後のテレビ番組出演なので、大変に疲れた。しかし、これはリーダーとしては、当然の義務である。今回討論を拒否した候補者が、「代理なら出す」と言ったときには、怒りよりも、あきれてしまって言葉も出なかったくらいである。

テレビ討論がほとんどできなかったこともあって、街頭演説を多数こなしていった。また、三多摩地域を含め都内全域をくまなく歩き回った。足を延ばした地域、接した有権者の数では、私は、他のどの候補よりも多かったと思う。これが勝因の一つであろう。

そして、何よりも、多くの分野にわたる政策を掲げて、それに賛同を求めて、自分の政策の正しさを訴えたことが、有権者によって高く評価されたのだと思う。

次ページ まず、私の政策ありきであり、そ…
1 2 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ
編集部お薦め記事