メディアの未来はどこにあるのか? ハフィントンポスト共同創業者ケン・レーラーの投資から分かること

2014年02月11日(火) 佐藤 慶一
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ニュースから会話や議論を生み出すサービスへの投資

まず紹介するのは、ニュース共有サービスの「Branch(ブランチ)」。今年1月にフェイスブック社に買収されたことが記憶に新しい同サービスは、2012年創業のニューヨーク発のスタートアップ企業だ。ツイッター共同創業者エヴァン・ウィリアムズ氏やビズ・ストーン氏なども出資していることでも知られる。

ツイッターアカウントのログインで利用でき、議論したいテーマについてディスカッションできる。しかし、誰でも利用できるのではなく、招待制となっているので、不用意な炎上のおそれも少なく、有意義な議論を行うことができるように設計されている。

同社が2013年6月に公開した「Potluck(ポットラック)」というサービスもニュースの受け取り方、楽しみ方を提案してくれる。これを利用すると、ウェブ上のニュースの要約が表示され、それに対する他のユーザーのコメントや意見を読むことができるというものだ。国内のサービスだと、NewsPicks(ニューズピックス)などが似ているかもしれない。

次に紹介するニュース要約アプリ「Circa(サーカ)」もレーラー・ベンチャーズの投資先として覚えておきたい。独特のページめくりの感覚や気になるトピックをフォローできる機能、そして使いやすさもありニュース系ではかなりの注目を集めている。

昨年最もフォローされたトピックはアメリカの財政論議だったそうだ。グーグル社が選ぶGoogle Playストアの「Best App of 2013」にもノミネートされるなど、2014年も注目のプレイヤーになることだろう。

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