逆らう者は一族郎党すべて「処刑、処刑、処刑!」 狂乱の金正恩 幼児まで皆殺しの「凄惨現場」

2014年02月14日(金) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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韓国政府の情報機関である国家情報院関係者が語る。

「張成沢は11月中旬に、国家安全保衛部の特殊部隊によって拘禁され、すぐに『シェパード犬拷問』を受けました。これは、1948年に北朝鮮が建国した際、旧ソ連の軍事顧問団から教わった拷問です。わざとエサを与えずに飢えさせたシェパード犬の檻の中に、張成沢を放り込んだのです。

シェパード犬が何度も噛み付いてくる中、張成沢は頸部と胸部を押さえ、悲鳴をあげながら必死に耐えたそうです。だがいよいよ血まみれになり、瀕死の状態で檻の中から出されました。その後は、逮捕監禁した国家安全保衛部の意向に沿った供述をしたそうです」

「汚物の血脈を残すな」

結局、国家安全保衛部の特別軍事法廷で死刑判決を受けた張成沢は、機関銃の銃弾を100発近く撃ち込まれて蜂の巣となり、さらに火炎放射器で燃やされてしまった。残ったのは灰燼だけだった。

ここまで残酷な処刑を断行したのは、金正恩第一書記の命令が、「神聖な国土に汚物を残してはならない」というものだったからだ。だが実は金正恩は、もう一つ命令を出していた。それは、「汚物の血脈も神聖な国土に残してはならない」というものだ。「汚物の血脈」とは、張成沢の一族(上図参照)のことである。

前出の国家情報院関係者が続ける。

「朝鮮の伝統では、6親等までの親族を『血脈』と捉えています。張成沢の『張家3兄弟』は有名で、長男の故・張成禹朝鮮人民軍次帥、次男の故・張成吉人民武力部革命業績館長、3男の張成沢は、金正日時代に権力をほしいままにしました。この張一族を皆殺しにするよう、金正恩の厳命がくだったのです」

張成沢自身は、夫人は故・金正日総書記の妹・金敬姫・朝鮮労働党軽工業部長である。夫妻には一人娘の張琴松がいたが、'06年に留学先のパリで自殺している。韓国人留学生との結婚を両親に反対され、29歳で睡眠薬を大量に飲んで命を絶ったのだ。

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