賢者の知恵
2014年02月10日(月) 週刊現代

即死!新型「鳥インフルエンザ」が日本上陸 中国では死者100人以上も

週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

中国では感染者が200人超。医師が感染して即死するという報道に、衝撃が走った。韓国では155万羽もの鳥が殺処分された。被害はどんどん拡大している。いつパニックが起こってもおかしくない。

気づいたときにはもう遅い

1月中旬、中国上海市内のとある病院の緊急外来。運ばれてきた患者の診察をしながら、男性医師A(31歳)は、自らの体の異変を感じていた。

全身が熱く火照り、頭がズキズキと痛む。体の節々も疼き始め、どうやら高熱が出ているようだった。

「ただの風邪だろう」

そう自己診断して薬を飲み、その場をしのいだ。翌日になっても熱は下がらず、咳き込むようになっていたが、休むわけにはいかない。立っているのがつらいときには、点滴を受けながらも仕事を続けた。

しかし、咳はさらに激しくなり、呼吸をするのも苦しくなっていく。これはおかしい、そう気づいたときにはもう遅かった。その場に倒れ込み、A医師は勤務する病院の救急治療室に運ばれた。

翌日未明。同僚たちによる処置の甲斐なく、A医師は息を引き取った。体調の異変を訴えてから、わずか3~4日の出来事だった。春には、妻が出産を控えていたという。心待ちにしていた我が子の顔を見ることは叶わなかった。

その後の検査で、死因はH7N9型の鳥インフルエンザと判明。病院側は院内感染の可能性を否定しているが、どこから感染したのか、その経路はまだ明らかになっていない—。

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