白石冬美さんと小島一慶さんに聞く! ラジオにとって「深夜放送」が起死回生の一打になった理由
白石冬美さんと小島一慶さん

ネット台頭下におけるテレビの未来像の一端を探るヒント

テレビ全体の視聴率が低下している。ネットが台頭したせいだろう。インターネット普及率は80%を超え、スマホ所持率も約50%に。これでは無理もない。ただ、退潮の理由はそれだけではないはずだ。

過去、同じようなことがあった。1960年代、それまで栄華を誇っていたラジオがテレビに押され、青息吐息になった時代だ。

その中でラジオは深夜放送という大ヒット商品を生み、活路を見出す。「深夜放送の時代」というものがあったとすれば、それは1970年代の10年間だ。

この時期から、ラジオはテレビとの棲み分けに成功する。ドラマや歌番組など一方通行の番組を大幅に削減し、リスナーの声を主軸に据えた番組を増やした。このスタイルを確立したのが深夜放送だった。

ラジオのCM売り上げは黄金時代とは比べものにならないが、メディアとして一定のポジションを保ち続けており、とりわけ3.11とその後の計画停電の際には存在感を示した。

ラジオにとって起死回生の一打となった深夜放送とは何だったのか?それを読み解くことに、ネット台頭下におけるテレビの未来像の一端を探るヒントがある気がする。

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