住谷栄之資 第1回 「レストラン事業からキッザニアに華麗なる転身を遂げた"紳士のなかの紳士"」

撮影:立木義浩

<店主前曰>

いまの日本でいちばんの「紳士」は誰かと尋ねられたら、わたしは真っ先にに住谷栄之資さんを挙げるだろう。彼はまさしく紳士のなかの紳士である。

わたしが『PLAYBOY日本版』の副編集長になったとき、彼は六本木の高級クラブ「PLAYBOYCLUB」の専務をしていた。男と男の出会いは相性がモノをいう。会った瞬間からわたしはこの紳士とすっかり意気投合したのである。

生き馬の目を抜くレストラン業に身を置いて、なおかつ紳士然としている人間をわたしはいままでにみたことがない。とにかく彼は立ち居振る舞いそのものが紳士なのである。

そんな住谷栄之資さんはレストラン事業の会社WDIを60歳で定年退職すると、今度はエデュテインメント事業を立ち上げたのであった。いまや誰もが知るところとなった子供の職業体験施設「キッザニア」である。

「キッザニア」へはわたしも何度か足を運んだ。そこで目を輝かせながらさまざまな職業を体験している子供たちをみた。しかも紳士のなかの紳士である住谷さんが経営しているのだから、「この事業は間違いない!」とわたしも太鼓判を押したのである。

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シマジ 住谷さん、久しぶりですね。

住谷 そうですか。わたしは毎週のようにシマジさんと会っている気がしますよ。ネットでいつも文章を読んでいるからですかね。でもむかしは「PLAYBOYCLUB」で立木先生とシマジさんにしょっちゅう会っていましたよね。

立木 あそこはおれの事務所から歩いてすぐだったからね。

シマジ でも「PLAYBOYCLUB」は高級感があって、文化的で、本当にいい雰囲気の店だったよね。