荒れ気味の株式市場!アベノミクス相場が終わっても自力で成長できる企業はたくさんある
〔PHOTO〕gettyimages

ふっしーのトキドキ投資旬報を1ヵ月もさぼってしまいました。2月4日のふっしーの日はさすがにサボるわけにはいきません。

さて、日本の株式市場は今年に入って荒れ気味ですね。もちろんこれは日本だけの話ではなく、世界の株式市場全体が軟調になってきており、2月に入って下げ足をさらに加速させてしまいます。この先いったい、どうなってしまうのでしょうか。

靖国参拝で消えた景気回復のシナリオ

私はアベノミクス相場はとりあえず終了したのかもしれないと思い始めています。きっかけは靖国参拝だった。もちろん政治というか祭り事は必ずしも経済だけでは語れないことは承知のうえですが、経済だけのことを考えたら、やはり靖国には行くべきではなかったと思います。

今年に入ってからの株式市場の不調は必ずしも日本の経済状況だけで決まるわけではなく、世界の景気や株式の影響を強く受けてます。特に米国市場における金融緩和政策の縮小は昨年の5月23日ショックの時のように、新興国に大きな打撃を与えています。

資金がじゃぶじゃぶ供給されていた時は新興国にもお金が流れ込み為替も強くなり株式市場も上昇をしますが、今はその逆回転が起き、為替も売られ、株式市場も売り込まれています。相対的に力の強い国の通貨が買われることになり、新興国通貨から円へ資金がシフトをしています。それが最近の円高の理由の一つになっています。

米国は景気が力強く回復していましたが、最近はその回復にも黄信号が点滅しています。歴史的な大寒波により経済活動が停滞してしまい、そのせいでマクロ指数の景気に軟調なものが増えてきました。それでもドルの信任は厚く、米国株はやや軟調でもドルそのものは強くなっています。

さらに米国の金融緩和縮小もドル高の要因です。ドル高なのに円も高いという現象は、ひとえに新興国の信用悪化から来ています。そして円高が日本株の下落要因になっています。

また、お隣の中国や韓国を見てみると、経済はかなりひどい状態です。先日、韓国に行ってきました。大企業と中小企業の格差が広がるなか、頼みの綱のサムソンの業績が足踏みをしており、かなりまずい感じでした。

中国も韓国も経済的にはなかなか回復の糸口が見えないなか、日本との関係改善と経済交流の活性化というのは数少ない景気回復の糸口でした。しかし、安倍首相の靖国参拝でそのシナリオが当面消えてしまいました。

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