経済の死角

任天堂(米国で惨敗)「売れないWiiUで大赤字(350億円)」から何を学べるか

2014年01月31日(金) フライデー
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岩田社長(中)。岩田氏は'00年に山内前社長に請われて入社。'02年から社長を務める〔PHOTO〕gettyimages

「『Wii U』はまったくダメですね。さっぱり売れていません。年末年始はソフトと本体のセットが少しだけ売れましたが、一時的なものだったみたいです」(都内の大手家電量販店売り場担当者)

ゲームメーカーの名門・任天堂が窮地に追い込まれている。1月17日、同社の岩田聡社長(54)は、29日の決算発表を前に、業績予想を大きく下方修正すると発表した。

昨年4月時点では、'14年3月期の通年での営業損益を1000億円黒字と見込んでいたが、今回の発表では350億円の赤字に修正した。これで3期連続の赤字だ(グラフ参照)。昨年、一昨年は円高という言い訳がたったが、円安になった今年、岩田社長の進退も危うい。

「今後、早期にビジネスの勢いを回復させるのが何よりの責務です」

と、滑舌よく続投を表明した社長。かつて「天才プログラマー」として活躍し、「社長になっても心はゲーマー」と言うが、最近のゲームの潮流を読むのには四苦八苦している。株価終値は17日から1200円ほど下げ、21日には1万3415円となった。ネットの株式掲示板には、

〈岩田が社長にいる間は―〉

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