田原総一朗【第3回】「『朝まで生テレビ』で田原が静かになったと思ったら死んでいた、というのがいちばんいい死に方だなと」
疑問を見つけ事実に迫る「ジャーナリスト」という仕事
田原総一郎氏と慎泰俊氏

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自分を追い詰めることで、自分を確認する

慎: 田原さんにとってのライフワークというのはありますか?

田原: 僕はテレビ東京で長い間ドキュメンタリー番組を作っていました。今僕がやっているテレビ番組、朝まで生テレビやサンデープロジェクトというのはね、そのドキュメンタリーの続きだと思っています。一つには、事実を見つけたいというのと、それ以上に自己確認運動なんですね。

僕は自分をいい加減な人間だと思っているから、自分を確かめていく、逆に自分を追い込んでいくわけですよ、いい加減じゃない方向に。だから、ドキュメンタリー、相手を追い詰めていくということは、逆にいえば自分が追い詰められていくことなんですね。自分を追い詰めることで自分を確認する、しっかり生きるということだと思っています。

慎: 昔テレビ東京で「ドキュメンタリー青春」シリーズを作られていた頃は、いろいろ大変な思いをされていたというようなことも自伝に書かれていますが、さすがに今聞いた限りだと、テレビのドキュメンタリーを作っているときと朝まで生テレビ等でいうと、今やられているお仕事のほうがしんどくなさそうに思えますけど、それはそうでもないんですか?

田原: それは体力じゃないですかね。体力がなくなったから。昔は徹夜でも何でも平気だったけど、今はそれが伴わないから、少し体力的に怠けているところはあるかもしれないですね。だって、朝まで生テレビはたった3時間ですからね。

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