舛添レポート

出産、子育て、介護・・・女性の視点からあぶり出した政治課題を解決しよう 

2014年01月28日(火) 舛添 要一
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[PHOTO]gettyimages

東京都知事選に立候補して、都内を駆け巡っている。寒空の下、熱心に演説を聞いてくれる多くの聴衆を前にすると、こちらも元気になってくる。ありがたいことだ。ただ、突然の猪瀬氏の知事辞職を受けての立候補であり、準備が十分にできないまま告示に至ったこともまた事実である。

政策については、他人任せにせずに、自分で書いているので、時間との闘いである。告示後も、都内各地を回りながら、政策の詰めを行っている。特に、私を支援してくれている都議会の自民党と公明党、連合東京との協議の上に具体的政策を積み増している。

そのいくつかを以下に紹介したい。

深刻化する待機児童と待機老人の問題

第一は、女性の視点から、政治の課題をあぶり出すということである。女性にとっての大事業は、出産である。厚生労働大臣のときに、産婦人科医不足に直面したので、11年ぶりに閣議決定を変えて、医師を増やすことにした。

しかし、産婦人科、小児科については、まだまだ解決しなければならない課題が山積している。たとえば、出産後、職場に復帰しようとする女医さんたちの希望が叶っていない。院内保育所の整備、柔軟な勤務時間の確保など、東京都としても実行できる施策を強力に推進したい。

子育てに関しては、最大の問題は保育所の不足である。東京には、いわゆる待機児童が8000人もいる。4年間でこの数字をゼロにする「待機児童ゼロ作戦」を展開することを公約にしたい。そのためには、保育が必要な人々の身になって、規制緩和を含め、大胆な改革を進めたい。私が厚労大臣のときにも、保育ママ制度など、多様な保育形態を実行に移していったが、まだ不十分である。

次ページ さらには、都有地の活用も考えた…
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