ライフ/スポーツ


[虎四ミーティング~限界への挑戦記~]
山﨑武司(元プロ野球選手)<後編>「本当は人情派の野村監督」

二宮: あれ、今気づきましたが、山﨑さんは左利きなんですね。野球では右投右打なので、当然右利きだとばかり思っていました。
山﨑: 実はもともと左利きなんですよ。でも、子どもの頃、ほとんど右に直されたので、箸とハサミ以外は、ほとんど右です。

二宮: 巨人の坂本勇人も右投右打ですが、左利きなんですよね。山﨑さんはスポーツはすべて右ですか?
山﨑: いえ、競技によって違いますね。野球に関しては、物心ついた頃から、投げる、打つ、捕る、すべて右でやってきたのですが、テニスや卓球は左なんですよ。

二宮: 左でも打っていたら、長距離砲のスイッチヒッターとして活躍したのでは?
山﨑: うぅん、どうでしょうか……。ただ、実際に外国人選手ではそういうスイッチヒッターはいますからね。例えば、日本のプロ野球でも活躍したフェルナンド・セギノールはそうでしたよね。日本でスイッチヒッターというと、アベレージヒッターのイメージですが、日本人選手で長距離砲のスイッチヒッターがいたら、面白かったでしょうね。

二宮: 左に挑戦したことは?
山﨑: 実はあるんですよ(笑)。プロ1年目の時、あまりにも打てなかったので、半分本気で「もう、こうなったら左で打とうかな」と思ったんです。1カ月くらい、ずっと左ばかりを練習した時期がありましたね。

二宮: ものになりそうでしたか?
山﨑: いえ、全然ダメでした(笑)。