サッカー
理想像からの逆算で自分を作り上げる! ビジネスマンも参考になる、ACミラン・本田圭佑の習慣
〔PHOTO〕gettyimages

イタリア・セリエAのACミランへ移籍した本田圭佑が、公式戦2試合目でいきなりゴールをあげました。

セリエAで2番目に多いリーグ優勝回数を誇るミランは、イタリアはもちろんヨーロッパにその名を轟かす強豪です。ところが今シーズンはリーグ中位にとどまり、伝統的な強さを発揮するに至っていません。

目標設定が高ければ人間は努力を怠らない

苦しい状況を打破する即戦力として加入した本田は、相当な重圧を背負っているはずです。さらに加えて、彼は背番号10を選びました。二重三重のプレッシャーがかかる状況に自らを追い込みながら、加入早々に結果を残したのです。ミラン移籍を決断した覚悟の大きさを、いきなり見せてもらった気がします。

本田という選手は、少年時代から将来を嘱望された選手ではありません。ガンバ大阪のジュニアユースからユースへ昇格できなかったように、彼より技術的に優れた選手はたくさんいました。本田が同世代の仲間と違ったのは、目標設定の高さでしょう。

小学校から中学校、中学校から高校と年齢を重ねていく過程で、多くの人は夢を諦めていきます。世の中ではそれを「大人になる」と言うのかもしれませんが、本田は夢を膨らませていきました。小学校の卒業文集に記した「セリエA(のチーム)に入団して、10番で活躍する」という夢を、持続力のあるものとして胸に抱いていたのです。

目指しているところが高ければ、人間は努力を怠りません。まだできる、もっとできる、もっとやらなきゃいけない、という気持ちを燃やし続けることができます。現状維持ではなく、現状打破がテーマになる。少年時代の夢を刈り取らず、逞しく育んできたからこそ、現在の彼があるのでしょう。

公式戦3試合で途中交代すると、イタリアのメディアは厳しい論調で彼のプレーを評価しました。それもまた、本田には想定内のことでしょう。失敗は成長するための栄養であり、障害を乗り越えた先に新たな自分がいることを、彼はこれまでの経験で理解しています。

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