堀江貴文×城繁幸×木暮太一×ナカムラケンタ×堀潤【後編】 「これからの生き方を考えるなら、協調性はいらない」
左から、堀江貴文氏、城繁幸氏、木暮太一氏、ナカムラケンタ氏
昨年11月25日に発売されたクーリエ・ジャポン特集「『世界で働く』ってこんなに楽しい」と連動したニコニコ生放送【2020年の自分へ】が、12月14日(土)に開催された。総合司会に堀潤氏 (元NHKアナウンサー)を迎え、第一部では「誰もが就活し続ける時代の到来-これから失敗しない仕事のデザインとは-」をテーマに、堀江貴文氏、城繁幸氏、木暮太一氏、ナカムラケンタ氏という仕事の論客4名が熱く語った。
*アメリカ大使館×クーリエ・ジャポン 2020年の自分へ─「働く」をデザインする時代に向けた怒濤の5時間生討論(リンク先はニコニコ動画)

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過去にとらわれず未来に生きること

堀: 自分が「小利口」かどうかを判断するのはすごく難しいと思うんです。でも逆に、きちんと選択ができる人材にもなりたい。そういう人材であるためには、何が必要なんでしょうか?

堀江: 小利口でないためには、『ゼロ』には書いてありますが、簡単に言うなと言われてしまうかもしれないけど、「過去にとらわれず未来に生きる」こと。要するに、計画を立てなきゃいいんです。計画というのも、計画原理主義者が多くて困るんですが。僕もよく質問されるわけです。「5年後の計画を教えてください」って言われても、計画なんかないですよね。

僕は上場企業を経営していたことがあるんですが、そのときも東京証券取引所から「今期の業績を出してください」と言われるるんです。僕、出してなかったんですよ。だってベンチャー企業の1年後の売上予定なんてわかるはずがないじゃないですか。

でかい案件を受注できたらこれだけ達成できるけど、そうじゃなきゃ達成できませんよ。そもそも1年後、自分がどんな仕事をしているかわからない。なのに、計画を立てろ、計画立てろって言われるわけです。

堀: たしかに。MITメディアラボの所長の伊藤譲一さんが、「地図を捨てコンパスを持て」と言っていたんですが、それとまったく同じですね。日本企業というのは事業計画をつくるのに何十人でプロジェクトを立ち上げ、少し議論して、それを中長期計画にして4~5年かけて実行していく。

インターネット後の社会では、十秒後に考えていることですらひょっとしたら古くなっているかもしれない。だからこそ地図を捨てコンパスを持たなければいけない、というんですが。

堀江: だって、今から5年前、日本のIT企業でいちばん勢いがあったのどこですか? ミクシィですよね。その次に出てきたのは、GREEとDeNAでしょう。そして今、一番イケてる会社はどこか。LINEとかGungHoです。

堀: 栄枯盛衰が絶えない業界ですよね。

堀江: うん。そこに対応していかなければいけないのに、レガシーな日本企業って全然対応できてなくて、「いつ潰れるんだ」みたいな話になってるわけです。

堀: 今コメントで「ニコ動」というのが来てますけれども(笑)。

堀江: ニコ動はすごくいいと思いますよ。ただ、これは川上さんが言ってたことですけども、開発のスピードが遅くなっている。新しい機能をなかなか実装してくれないです。チャンネル生放送のAPIなかなか出してくれない。いろいろやってもらったんですよ。僕、こないだ自分のアプリを出したんですけど、それも作ってもらったんです。