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〔PHOTO〕gettyimages

自らが決めた道で幸せになる手助けをすること

【質問】 ブランソンさんは、これまでのコラムで、ご子息のサムがフィルム制作者だと言及されており、それに満足のご様子でした。しかし、もしサムがアフリカ人ならば、自由に仕事を選ぶことを親から認めてもらうのは難しかったはずです。そしてさらにもしその父親が裕福で有名ならば、なおさら困難だったでしょう。

サムが自由に仕事を選ぶことを認めたブランソンさんの勇気はどこから得たものですか。家業を捨ててでもわが道を行こうとしている子どもたちの父親で、かなり知られているアフリカ人起業家でもある私に、アドバイスしていただけますか。---フェスタス・ブイムエ(ケニア、ナイロビ)

――ブランソン: この問題に直面した親は、自分にとって大事なものは何かを自問する必要があります。私にとって大事なのは、まず第一に家族です。妻のジョアンと子どものホリーとサムを助け、支えることがもっとも重要です。ジョアンと私は子どもに富や名声を残すべきだとは考えていません。自らの道を歩むことで幸せになる機会を与えたいと考えています。

ジョアンと私は自分の親に支えられて、何をやりたいのかを自分で決めました。子どもたちにもそうしてほしいのです。両親は私を強く励ましてくれました。それは私が主体的に努力し成功することを望んでいたからです。祖父は判事でしたし、父は法廷弁護士でしたが、私は2人から法曹界に進むよう圧力をかけられたことはありません。私も跡を追うつもりはありませんでした。それよりむしろ、母の起業家精神が私の気持ちを大きく突き動かしました。

親が見張っていては子どもは学べない

家族から反対されるという不運な状況の若者は、周りの期待に添おうとするよりも、夢を追うためにちょっとした反抗心を抱いたほうがうまくいく場合があります。若気の至りとは単純に言えない、本能的な部分があるのです。つまり、好きなことをやれば成功する可能性も高いということです。

私は10代で雑誌「スチューデント」をはじめました。ベトナム戦争に反対する抗議行動のような、私にとっては大問題と思うことを記事にし、優れた芸術家やライターの作品を世に提供にしたいと思ったからです。

サムは自分が興味のある魅力的で胸躍るストーリーを物語るために、共同でサンドッグ・ピクチャーズを立ち上げました。彼らは、頓挫した地球規模の対麻薬戦争を徹底的に調査した最初の特別番組「タブーを破る」でそれをやってのけました。またサムは、ヴァージングループとも協働していて、私たち夫婦は、サムがやろうとすることすべてを支援するつもりです。

キャリアを追求して努力しても、人は時に失敗します。しかしそこで落ち込んではいけません。何かをうまくやり遂げることを学ぶ最上の方法の1つは、実は失敗することなのです。私も何とか成功にこぎ着けるまでには、多大な時間を費やし、たくさんの間違いを犯しました。(特に親御さんに申し述べたいのですが、子どもの背後からいつも見張っていると、失敗から学ぶ機会を持てません)。・・・・・・この続きは『現代ビジネスブレイブ リーダーシップマガジン』vol060(2014年1月14日配信)に収録されています。

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