賢者の知恵
2014年01月13日(月) フライデー

「大幅減益」(客足↓売り上げ↓)マクドナルドの何がイマイチなのか

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'13年1月には、客単価を上げるため九州など一部の店舗だけで値上げが実施され、迷走の始まりとされた

マクドナルドが大ピンチだ。

マクドナルドHDの今村朗執行役員は12月19日の業績発表会見で沈んだ表情を見せた。発表によると、全店売上高は5ヵ月連続、客数は7ヵ月連続で減少、営業利益は54%減となった(対前年同月比)。

不振の原因は、

(1)魅力的な商品がない。
(2)フランチャイズ(FC)化を進めすぎたツケが回っている。
(3)そのため来客数が減っている。

の3点。'13年8月に日本マクドナルドの社長兼CEOに就任したサラ・カサノバ氏(48)はチキンフィレオの具をモモ肉からムネ肉に変え、ヘルシー戦略を仕掛けたが、売り上げは思ったように上がらなかった。食品マーケティングに詳しいビジネスラボ代表取締役の大西宏氏が言う。

「マックのメニューはどうしてもバリエーションが少ない。惣菜や弁当の種類を充実させているコンビニに遅れをとっています。季節商品のプロモーションでどうこうできるレベルではない」

しかし、より根の深い問題は、前社長兼CEO、原田泳幸氏(65・現会長)の置き土産の「行きすぎたFC化の弊害」である。

原田氏は'04年、アップルからマクドナルドに移って以来、外資系企業育ちの強いリーダーシップを発揮してFC化を進めてきた。マクドナルドの元幹部社員が言う。

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