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新春アゲアゲ座談会 2014年、株価2万円超えはすぐそこ3万円超えは?
プロたちの最終結論 熊谷亮(投資顧問代表)×榊原正幸(青山学院大教授)×植木靖男(株式評論家)

アベノミクスだなんだと世間が騒いだ割には給料が上がらず、恩恵を受けなかったとお嘆きの皆さん。あきらめるのはまだ早すぎます。これを読んで、お年玉と言わずに一儲け、狙っちゃいましょう!

年末年始がチャンス!

榊原 '14年の前半、株式相場は活況を呈すでしょう。'13年と同じで、5月にピークになると見ています。'13年の5月は日経平均株価で1万6000円弱をつけましたが、'14年は1万8500円程度にまで上げていくのではないか。

その根拠は、'07年の第一次安倍政権時代に1万8300円の高値をつけたことがあるからです。株価が上がれば支持率は維持できるので、安倍晋三総理は金融緩和などを駆使して、力ずくでもグイグイと株価を上げていくはずです。

植木 私も同じような見通しですね。'14年、株価が高値をつけるのは5月か6月。日経平均株価は1万8500円から2万円までと見ています。

熊谷 時期については同感ですが、私はもう少し強気ですね。春から夏にかけて、日経平均株価は2万1000円まで上がっていくと考えています。

榊原 2万円はひとつの節目ですね。'00年のITバブルの頃に2万800円がありますから、アベノミクスで今は想定されていないプラス材料が出れば、そこを目指す可能性はあります。

植木 実は今回の株式相場の動きは、小泉政権のときとそっくりなんです。あのときは'05年5月から'06年4月まで上がった。これが第1幕。'06年6月からが第2幕で、上昇相場が'07年7月まで。株価が上がるのはだいたい1年間くらいで、今回も'12年の6月から本格的に上昇をはじめ、日経平均株価は'13年5月に1万6000円に近づいた。それが第1幕です。そして'13年6月から第2幕がスタートしています。

熊谷 投資をするなら、この年末年始がチャンスです。その理由として、株式投資の優遇税制が'13年で終了し、配当や売却益にかかる税率が10%から20%に戻ることが挙げられます。

 税率アップ前の利益確定を目指した売り物が11月下旬からずっと出ていたのですが、それが一巡して新年につながる株価上昇が始まると期待しています。

植木 米国の状況にもよりますよね。このままいけば、2月に米国で再び政府債務上限の問題がクローズアップされます。米国株は上がり続けていて、未曾有の領域に入っている。それだけに米国株が急落しないか恐いところもあります。

 そして米国次第では、来年1~2月に日経平均株価が1000円程度安くなるかもしれない。でも株価が大きく下がったら、安倍政権は全力で金融緩和をするとか、何らかの対策を講じるはず。株価が下がったら支持率も下がってしまいますからね。だから年初に下がっても、5月には高くなるはずです。

榊原 ええ。チャートを分析すると、波乱があったとしても日経平均株価が1万4400円を割ることはないと思います。

熊谷 私も1000円程度の下落幅、大きくても1500円だと見ています。それで「悪材料出尽くし」となって、そこから再び上げていくはずです。

榊原 いったん下がっても、それ以後、安心できる相場が5月までは続くわけですね。下がったところが、まさに「買い時」で、投資のチャンスです。そして日経平均株価が1万8500円ぐらいになったら株を売って、現金にして次の安値を待つのもいい。

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