Sumally Founder&CEO 山本憲資
「登録ユーザー100万人の世界で戦えるプラットホーマーを目指す」

81世代の起業家たち
左上から、CommunityFactory松本氏、sumally山本氏、pixiv片桐氏、Lancers秋好氏、Cyta.jp有安氏、nanapi古川氏、左下から、バーグハンバーグバーグ シモダ氏、UZABASE梅田氏    PHOTO:瀧澤晃一

2013年某日、「+81 Restaurant」に、1981年生まれの起業家たち8人がタキシードで集まった。81世代の彼らは、不定期的に集まり、近況を報告し情報交換をすることでお互いに刺激を与え合っているという。

その81世代の起業家のひとり、山本憲資(32)。

モノを通じたソーシャルネットワーキングサービス「Sumally」を運営する株式会社SumallyのCEOを務める。雑誌『GQ JAPAN』の編集者だった山本氏は、「モノの百科事典を作りたい」と、2011年4月独立し、Sumallyを設立した。

Sumallyでは、サイト内にあるモノを、ユーザーが「want it(欲しい)」と「have it(持っている)」でリストをつくり、また同じ趣味志向のユーザーをフォローし合ったりして楽しむことができる。センスの良いユーザーが多く、新しいモノとヒトとの出会い、つながりがSumallyを通じて生まれている。

Sumallyと山本氏の現在地と野望、その先に見ている世界とは−−−

Sumallyより

Sumallyというウェブサービスをはじめて、2年と少しが過ぎた。楽しくてしょうがなかった雑誌の編集者の職を辞して、未来に賭けて幾許の不安を抱えながら会社を設立したのが2010年。

立ち上げの準備、サービスのローンチ、そしてチームとユーザー数の拡大……、あっというまに2013年も終わってしまった。

今のところ、起業したあとも、常にこの瞬間が一番楽しいという気持ちを保ちながらここまで走り続けることができている。おかげさまで、なんともありがたいことです。

ソーシャルマッチングコマースを実現させる

アカウントページ

モノの百科事典を作る、そしてそこをコミュニティに昇華させ、その上でソーシャルにマーケットプレイスを成立させるというのが、当初から変わらず掲げているSumallyのミッション。13年末で、登録ユーザー数は25万人、アイテム数は120万点を超え、一歩づつヴィジョンの実現に近づいている実感はある。

2014年はユーザー数100万人を目標に掲げ、サービスの成長をますます加速させる。つまるところSumallyが創りたい世界というのは、モノがカタログとして整理されている状態にWantしているユーザー・Haveしているユーザーが紐付けられていて、Wantしているユーザーに対して、売り手がそのアイテムを販売することができる、買いそうな人に売りに行くことができる購買活動の外商化とでもいおうか、ソーシャルマッチングコマースを実現させることに尽きる。

その実現のためには、まず最初にユーザーが自らお気に入りのアイテムを登録、そしてWant・Haveしてくれる場、すなわちコミュニティを醸成する必要があるが、これは根気がいる上に時間もかかる作業だ。でも、この部分がとかく楽しい。ユーザーがSumallyを訪れてくれて、欲しいモノや持っているモノと出会い、楽しみを感じてくれること。そのサイクルに最も価値がある。

そしてここにマーケットがついてくる状態、すなわちNYのSOHOがアーティストの溜まり場から一等地に進化したり、裏原宿をフックに表参道が益々進化したり、そういった流れをウェブ上で産んでいくのが、僕らの使命なのだ。ちなみにSumallyのマーケットプレイス、14年4月にはユーザー同士で売買できる機能を公開予定で開発をすすめている。

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