田原総一朗のニッポン大改革

田原総一朗 × 佐々木俊​尚 Vol.4
「これからの国のあり方は、小さな国家のようなモデルに変わっていかざるを得ない」

2014年01月10日(金) 田原 総一朗
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[左]佐々木俊​尚さん(ジャーナリスト)、[右]田原総一朗さん(ジャーナリスト)

なぜmixiは盛り上がらなくなったのか?

田原: ソーシャルメディアはFacebook、LINE以外だとどんなものが盛り上がっていますか?

佐々木: ビジネスだとLinkedIn(リンクトイン)というのがあります。日本ではあまり流行っていないですね。あとは、あんまり盛り上がらなくなってしまいましたがmixiですかね。

田原: なんでmixiは盛り上がらなくなってしまったんですか?

佐々木: まあ、Facebookに食われたというのがやっぱり非常に大きいですかね。使い勝手の良さからいうと、Facebookのほうが高いですし。

あと、人と人の距離の取り方ってすごく難しいじゃないですか。mixiの場合は「足あと」機能というのがあって、人の日記を読むとその人が読んだということがわかるようになっているんです。一時その機能をやめたことがあったんですが、そうすると残念だと言って怒る人が出てきたりして、足あと機能があったほうがいいかないほうがいいかというのは微妙なところですよね。

あんまり自分が読んでいるのを知られたくない一方で、誰が読んだか知りたいというのもあるし。そこの人間関係の距離感をうまくとらなければいけないんだけど、Facebookに影響を受けてその機能を外しちゃったものだから、使っているユーザー層の批判を招いたところもありますね。

『レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる』
著者=佐々木俊尚
NHK出版  / 定価861円(税込み)


◎内容紹介◎

情報技術の革新は、メディアや産業の構造を根底から変え、超国籍企業を生んで労働と富のグローバル化を加速し、国ぐにの力を殺いだ。ITを基盤としたシス テムそのものが権力化するなか、個人もまた、生きかたの変容を迫られている。これから来る世界はいったいどのようなものなのか。そこでわれわれはどう生き ていけばいいのか。斯界の第一人者が、テクノロジーの文明史を踏まえて未来の社会像を鮮明に描き出す。

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