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安倍首相はついに「パンドラの箱」を開けてしまった! 靖国「電撃」参拝で懸念されるアメリカとの乖離
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暮れに青天の霹靂のようなニュースが飛び込んできた。安倍晋三首相の靖国神社参拝である。

12月26日は、安倍晋三政権1周年の記念日だった。私がその1年間を振り返る原稿を書いていた矢先、ソウルの韓国メディアの知人から電話が入った。

「いま安倍首相が首相官邸を出て、靖国神社に向かった。この『一周年参拝』をどう見るかコメントしてほしい」

「えっ、そんなバカな?」

私は急いでテレビのスイッチを捻った。テレビ局はヘリコプターを出動させて、安倍首相が乗ったリムジンを上空から追いかけていた。ヘリコプターの中からレポーターが叫ぶように伝えた。

「いま安倍首相が、靖国神社に到着しました。車から降りて出迎えを受けました。モーニング姿で、硬い表情を崩していません。『待ってたぞ!』と参拝者たちの歓声が上がっています」

私は、その光景を目にしてもまだ、信じられなかった。安倍首相は、ついにパンドラの箱を開けてしまった。