「日本の教育ではわが子の人生が危うい!」急増する大学からの海外留学を目指す親子たち

2013年12月30日(月) 田村 耕太郎

エール大元教授が主宰する留学塾が大盛況!

日本の大学ではなく、学部から海外を目指そうという親や子供たちが静かに確実に増加しているのではないかと痛感させられる出来事があった。先日、この連載でも紹介した斎藤淳エール大元准教授が主宰するグローバル進学塾、斎藤塾JPREPで講演してきた時のことである。

斎藤塾は開校以来倍々ゲームで学生を増やし、今までの教室が手狭だったため、このたびめでたく大きな新教室に引っ越した。そのこけら落としの講演会であった。これが大きくなった教室でも立ち見が出るほど超満員で懇親会の最後まで熱心な方たちが残って大変な盛り上がりだったのだ。

講演の日時が日曜の夕方という、サザエさんタイムで、人が集まりにくい時間帯であったのにである。私が話した「海外留学のススメ」には最初から共感してくれている方々が、自分たちの思いを確認するために講演会に来てくれていたようだ。

来てくれた方々は、大別すると、親御さんだけ、親子で、高校生たちが自分の意志で、グローバル思考の若手社会人も自分の意志で、という感じだった。明らかに親や学生自身の将来への危機感が強まっているのではないか?と思った。




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田村 耕太郎

(たむら・こうたろう) 前参議院議員。エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
1963年生まれ。早稲田大学卒業、慶応義塾大学大学院修了(MBA取得)。デューク大学ロースクール修了(法学修士)、エール大学大学院修了(経済学修士)、オックスフォード大学上級管理者養成プログラム修了、ハーバード大学ケネディスクール危機管理プログラム修了、スタンフォード大学ビジネススクールEコマースプログラム修了、東京大学EMP修了。
2002年から10年まで参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官(経済財政、金融、再チャレンジ担当)、参議院国土交通委員長などを歴任。
シンガポールの国父リー・クアンユー氏との親交を始め、欧米やインドの政治家、富豪、グローバル企業経営者たちに幅広い人脈を持つ。世界の政治、金融、研究の第一線で戦い続けてきた数少ない日本人の一人。
2014年8月、シンガポールにアジアの地政学リスクを分析するシンクタンク「日本戦略情報機構(JII)」を設立。また、国立シンガポール大学(NUS)リー・クワンユー公共政策大学院の兼任教授に就任し、日本の政府関係者やビジネスリーダーに向けたアジア地政学研修を同校教授陣とともに実施する。
著書に『君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から』などがある。