EPOCH MAKERS 2020

Change.org日本版の代表・ハリス鈴木絵美
「一人でも多くの市民の声が、政府などの権力に届く社会をつくる」

2014年01月01日(水) ハリス鈴木絵美
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署名を集めることで、「変えたい」気持ちを形にするソーシャルプラットフォーム「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」。

娘が通う学校にいじめ対策を求める母親から、不当な手数料を請求する銀行に抗議する消費者、汚職の責任を追及する国民まで、さまざまな立場にある市民が、あらゆるテーマで「キャンペーン」を立ち上げ、オンライン上で賛同者を募り、署名を集め、決定権のある者に"「変えたい」気持ち"を届けることができるサービスだ。世界196ヵ国に住む5000万人以上のユーザーたちがChange.orgを通じて、ムーブメントを起こし、社会に変化をもたらしている。

その世界最大の署名サイト「Change.org」が2012年8月、日本にも上陸した。約1年半が経つ今、世界に比べたらまだまだユーザーは少ない日本だが、Change.orgを通じて、眠っていた市民の声とともに、見えていなかった課題が表面化し、解決するためのアクションが生まれつつある。

日本版「Change.org」の代表を務めるのが、ハリス鈴木絵美氏(30)だ。

アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたハリス鈴木氏は、東京で生まれ育ち、米イエール大学へ進学を決め、その後10年間をアメリカで過ごした。その間、マッキンゼー&カンパニーに勤務、オバマキャンペーンにかかわり、経験を積んだ。「Change.org」日本上陸とともに、日本に帰ってきた彼女は、日本版「Change.org」の顔となり、さまざまなキャンペーンのサポートに奮闘している。

「Change.org」と彼女の現在地、そして、その先に見ている2020年の社会とは---

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