榊原英資『これから7年、先読み! 日本経済』~第1回~
2014年、2%成長は充分可能だ

榊原英資『これから7年、先読み! 日本経済』第1章より一部抜粋

2014年、2%成長は充分可能だ

著者の榊原英資氏

これから7年、日本経済は、いったいどうなるでしょうか。この問いに私は、本書でわかりやすく答えていきたいと思います。

2013年には、安倍晋三政権のアベノミクス、いわゆる「3本の矢」のうち、2本が放たれました。異次元の金融緩和と積極的な財政出動です。これが功を奏して、円相場は円安方向に動き、日本の株価は上昇しました。第2章で詳しく論じますが、通信簿をつけるとすれば5段階評価で「5」を差し上げようと私は高く評価しています。やや気がかりですが、避けることができない消費税増税については、第3章でお話ししましょう。

日本は13年9月、2020年オリンピック東京大会の招致に成功しました。早速、その効果が生じてゼネコンやスポーツ関連の株価が上昇し、首都圏のインフラストラクチャー整備や観光立国への期待がふくらんでいます。これについては、第4章で見ていきます。

さらに、アメリカとヨーロッパ経済については第5章、中国とインドといった新興国の経済については第6章で見ていきます。

しかし、「14年は、一言でいえばどんな年になるのだ?」「細かい話はあとでじっくり読むから、14年の日本経済は明るいのか暗いのか、それをまず教えてほしい」という読者が少なからずいるのではないか、と思います。

『これから7年、先読み!日本経済』
著者=榊原英資
アスコム  / 定価1,050円(税込み)


◎内容紹介◎


アベノミクスによる円安株高、消費税増税、東京五輪開催決定・・・。大きく動き出した経済、この回復基調は続くのか。日本のひとり勝ちはあるか。為替を知り尽くした「ミスター円」が、日本と世界の未来を先読みする!

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