矢野隆司 第4回 「シマジ史観による曲解に満ちたハチャメチャ英雄伝」

撮影:立木義浩

第3回はこちらをご覧ください。

セオ シマジさんの仕事場の壁に飾ってある矢野さんと二人で写ったの写真は、首相官邸の地下にある記者会見室の舞台上ですよね。総理の記者会見のときは後ろのカーテンが赤色になり、官房長官のときは青色になるというところです。あの写真は青色のカーテンでしたから、どちらかが官房長官になったつもりで撮ったんですか?

矢野 どうしてもあそこで撮ってくれというシマジさんの強いご要望がありまして、カメラマンの中村昇さんに撮ってもらったものです。

立木 まったくシマジは何を考えてあんな写真を撮ったんだ?

シマジ あそこはいちばん有名なスポットだから矢野議員と記念撮影しておこうと瞬時に思いついたんだよ。第一、日章旗が一緒に写っているのが気に入っているんだよ。日本人はもっと祖国の国旗を尊ぶべきだね。国民が祖国を愛せない国はいずれ滅びる。

セオ あれを撮るためにわざわざ首相官邸に行ったんですか?

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シマジ 首相官邸の記者会見室への侵入は生まれてはじめてだったね。国会の赤い絨毯をはじめて踏んだのは一関から修学旅行でやってきた中学2年生のときだったかな。

その後はまったくご無沙汰だったんだが、矢野ちゃんが衆議院議員に当選してからはいつでも議員会館に出入りできたし、二階の食堂で何度もメシを喰ったりして国会とぐっと馴染みになったんだ。すべては矢野ちゃんのえこひいきのお蔭だね。