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2013年12月30日(月)

クラウドワークス吉田浩一郎『世界の働き方を変えよう』~第4回~
私のIT体験・ドリコム内藤社長と出会い、転職を決意する

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吉田浩一郎『世界の働き方を変えよう』(総合法令出版)第二章より抜粋

私のIT体験

著者の吉田浩一郎氏

ここで私自身のIT体験について少しお話ししておく。

バーチャルな世界の人間関係を信じていなかったという割には、初めてパソコンに触れたのは早かった。1984年、10歳の頃だ。

前にもお話ししたとおり、父が子どもに悪影響を与えると考えられるものはなるべく禁止という人だったので、私が小学生だった当時に大流行したファミコンは買ってもらえなかった。だが、なぜかパソコンは買ってもらった。あの頃は最先端のMSX規格のパソコンである。ゲームソフトはあまり買ってもらえなかったが、自分でプログラムを組んでゲームを作ることは許可されていた。忍耐力に欠けていたせいか、プログラムを正確に打ち込むということがなかなかできなかったが、プログラミングによってキャラクターが動いたりゲームを作ったりする楽しさを通して、コンピュータプログラムの基礎的な考えは10代前半ですでに理解していた。

しかしその後、演劇の道に入ってからは、むしろコンピュータを自分から遠ざけていたので、インターネットが始まった頃は、まったく理解ができなかった。

演劇をやっている人種というのは概してそうなのだが、"生"の感覚というのを大切にするために、インターネットをなるべく避けようとする傾向がある。今のこの時代でも、インターネットは一切やらないという人が少なからずいるのだ。

一方で、なるべく人には会わず、もっぱらインターネット上でだけ交流するという人もまた、世の中には一定の数だけ存在している。

そこへいくと、私の場合はリアルとバーチャル、どちらにも同じくらい親しんでいるので、ちょうど2つの世界の中間にいるように感じている。そうした意味では、いま、世界はざっくり3つの集団に分かれているのではないか。1つはリアルな人間関係だけを信じる人たち。また1つはバーチャルな人間関係だけを信じる人たち。残る1つは、リアルとバーチャルのどちらの人間関係も信じる人たち。三者三様、それぞれにイデオロギーがあるような気がしている。

 

世界の働き方を変えよう
著者= 吉田浩一郎
総合法令出版/1,470円(税込み)

◎内容紹介◎

「最短15分で仕事のマッチングが可能に」「最年長ユーザーは85歳」「会員登録は世界135カ国」「フリーランスにも正社員と同じ福利厚生を提供」 等々、「時間と場所を選ばない新しい働き方」を実現するための様々な斬新な取り組みを打ち出している株式会社クラウドワークス。
本書は、前半でもともとは役者志望だった創業者・吉田浩一郎氏が様々な紆余曲折と挫折を経て、クラウドワークス創業1年余でクラウドソーシング業界トップに躍り出るまでの経緯と秘訣を明らかにし、後半で世界的に勃興するクラウドソーシングビジネスの最新事情と、多様化する21世紀のワークスタイルの中で、ビジネスパーソンがどのように仕事と向き合っていくかを提言。巻末にライフネット生命保険社長・岩瀬大輔氏との特別対談を収録。

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