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2013年12月28日(土)

クラウドワークス吉田浩一郎『世界の働き方を変えよう』~第2回~
転職先で迫られた大意識改革!

2章より

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吉田浩一郎『世界の働き方を変えよう』(総合法令出版)第二章より抜粋

第1回はこちら

ビジネス全体に関われる展示会開催会社に転職

著者の吉田浩一郎氏

私が転職先に選んだのは、リードエグジビションジャパン株式会社。新聞の求人欄で見つけて応募した。

この会社は、英国系企業の日本法人として、1986年8月、現在も代表取締役を務める石積忠夫氏によって設立された。国際見本市の企画・開催に関しては、日本の草分け的存在である。設立から四半世紀を経た2012年度に主催した見本市は90本以上、売上高は126億円。

私が入社したのは2001年だったが、この当時でも、1回の展示会に5万人以上の来場者を数えると聞いて、「これだ」と思った。

かつて演劇に没頭していた頃、私たちが集客できるのは、せいぜい数百人がいいところで、頑張っても1000人ぐらいしかイメージが湧かなかった。一方、人気アーチストのコンサートでは、何万人もの観客を集めている。パフォーマンスという意味では同じなのに、ここに歴然としてある大きな溝はいったいなんだろう。すでに演劇から離れてしまっていても、その疑問を解明したいという思いは頭のどこかに残っていた。この会社でなら、その感じていた壁を乗り越えられるかもしれない。そう閃いた。

私が展示会ビジネスに強く興味を惹かれた理由がもう1つある。

私が働いていたパイオニアは、言わずと知れたメーカーである。製品は本社が企画し、工場が作り、営業部門が売る。この分業体制が確立されていることで、自分がビジネスの全体に関われていないというもどかしさがあった。特に一営業マンという立場では、新しいモノを創り出すことにはほとんど関われない。もちろん本社異動になれば将来関われる可能性はあるが、何年かかるかわからない。そのことに苛立ちを感じていた。

やはりここでも演劇と比べてしまうのだが、演劇というのは、最初から最後まで、すべてを自分たちの手で創り上げることができる。その点、展示会ビジネスは演劇によく似ている。つまり、まったくのゼロから企画を練り上げ、人を動員し、当日の運営まですべて自分たちが行う。そこに大きな魅力があった。

そして何より肝心なこととして、聞けばリクルートや外資系メーカーなど各業界からトップ営業マンが数多く集まってきている会社だという。中学高校のときのように自分が最下位になるかもしれないがその分学びも多いはずだろうし、今回は自分の向いていることで勝負するのでトップを取れるかもしれない。入社時はまだ20代半ばだった私に対して年俸500万~600万円に加えて、自分が関わった展示会については、プロフィットシェアリングにより貢献度に応じた金額が支給される。20代のうちに年収1,000万円も十分に期待できる。勝負に勝てばそれに応じた報酬もある。それは、私のモチベーションを上げるには十分だった。

世界の働き方を変えよう
著者= 吉田浩一郎
総合法令出版/1,470円(税込み)

◎内容紹介◎

「最短15分で仕事のマッチングが可能に」「最年長ユーザーは85歳」「会員登録は世界135カ国」「フリーランスにも正社員と同じ福利厚生を提供」 等々、「時間と場所を選ばない新しい働き方」を実現するための様々な斬新な取り組みを打ち出している株式会社クラウドワークス。
本書は、前半でもともとは役者志望だった創業者・吉田浩一郎氏が様々な紆余曲折と挫折を経て、クラウドワークス創業1年余でクラウドソーシング業界トップ に躍り出るまでの経緯と秘訣を明らかにし、後半で世界的に勃興するクラウドソーシングビジネスの最新事情と、多様化する21世紀のワークスタイルの中で、 ビジネスパーソンがどのように仕事と向き合っていくかを提言。巻末にライフネット生命保険社長・岩瀬大輔氏との特別対談を収録。

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