上阪徹の"ブックライター"式ワークスタイル~外出編~
あえて非効率を選ぶ、ということ

取材へ向かう車内から

【仕事場編】はこちらをご覧ください。

文章を書く仕事をしている、というと、一日中デスクの前に座ってパソコンに向かっているイメージがあるようだ。しかし、少なくとも私の場合は違う。ブックライター(これがどんな仕事をするのかは前編を参照)として本を作るときは、トータル10時間くらいは取材をするので外出することになるし、他のメディアでのインタビューの仕事で出払うことも多い。また、気分転換にホテルのカフェなどでくつろぎながら企画を考えたりすることもあるので、外に出ることは仕事のイメージよりもはるかに多いと思う。

前編で書いたように、仕事場では「大きいこと」にこだわったりして、効率をとにかく大事にする私だが、外出するときにはちょっと意識が変わる。効率だけを追い求めることはしないのだ。

非効率でも、あえて車で移動する

例えば、最も端的なものは、車で移動している、ということである。縦横無尽に電車が走っている東京では、最も効率のいい移動手段は間違いなく電車だ。時間もある程度は確実で読める。ところが車なら、渋滞もあるし、時間が読めない。私の仕事場は都心から離れた住宅地にあるので、なおさら面倒になる。