賢者の知恵
2013年12月20日(金) 上阪徹

上阪徹の"ブックライター"式ワークスタイル~仕事場編~
デスクも画面も大きいほうがいい

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大きなデスクに大画面のパソコンを並べた仕事場

「ブックライターって、初めて聞くんですが、何ですか?」

そんな声が、周囲で聞こえてくるようになった。自分の名前がデカデカと表紙に載っている著書『職業、ブックライター。』を2013年秋に出させていただいたからである。そんな声が上がるのは当然のことで、これは私と担当編集者による造語だから。新しい職業名を、世に打ち出したかったのだ。

端的に言ってしまえば、ブックライターとは書籍を作る仕事。ただ、自分の本を作るだけではない。例えば経営者やスポーツ選手、タレントなどの本を、著者に代行して原稿にしていく仕事も担うのだ。もちろん勝手に話を創作するのではない。著者に長時間取材をして、それを構成して文章に書き起こす。

かつてこの仕事は"ゴーストライター"と呼ばれていた。しかし、どうにもこの言葉は居心地のよいものではない。実際、そのイメージもあるのか、新しい書き手が増えず、編集者が困ってしまっている、ということも耳にしていた。そこで、ビジネス書などでは多くの本がこんなふうに作られているのだということ、そして仕事として大きな魅力があるということを知ってもらおうと、新しい職業名を作って本を刊行することにした。優秀な書き手が増えれば、いい本が増え、出版界も世の中にもプラスになると考えたのだ。

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