英ガーディアンが、アルゴリズムを活用した紙面づくりに本格着手
「Long Good Read」が配布されている、英ガーディアンのコミュニティカフェ「#guardiancoffee」

読む場所を限定した週刊フリーペーパー

2013年5月末、ジャーナリストのためのコミュニティカフェ「#guardiancoffee」を英ロンドンに開設したことでも話題になった英紙ガーディアン(Guardian)は、2013年11月、試験的な取り組みとして、このカフェのためだけの週刊フリーペーパー「Long Good Read」を創刊しました。

このフリーペーパーは、カスタム新聞印刷サービスをてがけるNewspaper Clubとガーディアンとの提携により実現したもの。過去7日間のガーディアンの長文記事の中から厳選されたコンテンツが、タブロイド判24ページにまとめられています。

「Long Good Read」の特徴は、記事の選び出しに独自のアルゴリズムを活用している点です。ウェブページへのアクセス数やコメント、ツイート数、いいね!数などを解析し、もっとも関心を集めた記事を見つけ出す仕組みとなっています。

発行までの具体的な流れとしては、ガーディアンで1週間に発信された3100の記事・動画・ポッドキャストをアルゴリズムが自動で読み取り、選び出された記事を編集者が紙面化に向けて調整します。紙面のレイアウトはNewspaper Clubのレイアウトツール「ARTHR」によって1時間程度で完了。このようなプロセスを経て印刷された約500部のタブロイド紙は、ロンドン東部のショーディッチ(Shoreditch)にある「#guardiancoffee」に届けられます。

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