ミレニアム世代の探求者たち
『現代ビジネスブレイブ グローバルマガジン』---「ニューヨークタイムズ・セレクション」より
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人生の意味とは何なのか

ホロコーストを生き延び、ベストセラー『生きる意味を求めて』()を書いたヴィクトール・フランクルは、人生最大の疑問に答えるという使命感を若いころに持った。彼が高校生のころ、教室で科学教師が「人生とは一個の燃焼過程であり、酸化のプロセスに過ぎない」と断言した。しかしフランクルはどうしてもそれを受け入れられず、イスから立ち上がり「先生、それなら人生の意味は何なのですか」と叫んだのだ。

10代のフランクルがそう口にしたのは100年近く前の出来事だ。しかし彼と今日の若者は、われわれが想像する以上の共通点がある。

1980年以降に生まれたY世代やミレニアム世代の現代の若者は、米国史上もっとも高学歴の世代であり、ベイビーブーマー同様、人口の最大部分の1つだ。しかし2008年の大不況以降、彼らは厳しい状況下にある。この数十年で最悪の労働市場に直面し、借金を抱え、多くが失業中だ。老若間の所得差は拡大している。

この世代の様子を伝えるべく、グーグルで「ミレニアム」と検索すると、「ミレニアムは利己的か」や「ミレニアムは怠惰か」や「ミレニアムはナルシスティックか」などの項目が関連検索として表示される。

)訳注:英語版タイトル。邦題は『夜と霧

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