ブラジルW杯BEST8への道17 モウリーニョもほめる 内田篤人「CL大一番(チャンピオンズ・リーグ対バーゼル戦)」直前の思い
11月、CLのチェルシー戦では何度も右サイドから攻撃参加。スペイン代表のアスピリクエタとマッチアップ〔PHOTO〕渡辺航滋
ドイツで4季目を迎え、「守備ではそんなにやられない自信がついた」。CLへの思いは人一倍だ(8月撮影)

対戦相手を徹底的に分析することで知られる名将は、内田篤人(25)の運動量と攻撃参加を警戒していた。

「ウチダは攻撃に費やす時間が長く、やりにくい選手だ。俊足で攻撃的だし彼を抑えることが重要だった」

チャンピオンズリーグ(CL)でシャルケ04と対戦したチェルシーのモウリーニョ監督は試合後のインタビューで内田の名前を挙げ、そのプレーを賞賛した。

今季、内田はCL通算出場数を21に伸ばしているが(グループリーグ第5節時点)、自身の現状をこう語っている。

「自分のことでいっぱいいっぱいです、今は。コツコツやった先にW杯がある」

だが、その言葉に悲壮感はない。半年後に迫ったW杯ですら〝先のこと〟として考えるほど充実し、自身の成長に集中しているのだ。ドイツで取材を続ける、サッカーライターの了戒美子氏は語る。