永田町ディープスロート

小沢一郎幹事長が新党乱立の参院選で睨む「次の一手」

鳩山邦夫「離党」──「越山会の女王」死去
で呪縛を解かれた独裁者はどう動く

2010年03月26日(金) FRIDAY
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 3月11日、「ママ」が死んだ。故・田中角栄首相の秘書で「越山会の女王」と呼ばれた佐藤昭子さんが、息を引き取った。享年81。心不全だった。角栄氏の秘蔵っ子として昭子さんの寵愛を受け、自身も昭子さんを「ママ」と呼んで慕ったのが、小沢一郎幹事長(67)であった。

 角栄氏の関係者の一人が言う。

「小沢さんには、昭子さんの長女の敦子さんが知らせました。亡骸の前で涙を流した小沢さんは、最後に言いました。『ママ、長い間お世話になりました』と」

 この日は、小沢氏にとって寵愛を受けた人物を偲ぶべき日となったようだ。

 故・金丸信副総理の伝記出版を記念したパーティが、金丸氏の地元・山梨県昭和町で開かれた。もっとも小沢氏は、金丸氏の集いには冷淡だったようだが。

「出版に際して寄稿をお願いしたのだが、ノーの返事すらない。誰のお陰で若くして(自民党)幹事長になれたと思っているんだ」(金丸氏の元秘書)

 この二つの出来事を、今の自民党を揺るがしている波風と重ねる政界関係者は少なくない。みな、そこに自民党の終焉を見ているのだ。3月15日には、鳩山邦夫元総務相(61)が離党届を提出した。

 離党の理由を問われた鳩山氏は、次のような意図を示した。

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