小川和也の「デジタル・ドリブン」

Twitter×マーケティング【後編】
「データの卸売り」というマネタイズの可能性と「コンテンツ開発」の重要性

2013年12月04日(水) 小川 和也
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〔PHOTO〕gettyimages

前編では、Twitterがまずは「価値ある広告出稿先」として世界中から認められる必要があることを主に述べた。

これはTwitterに限った話ではなく、Facebook、Google、Yahoo!などもその大半の収入源はスポンサーからの広告である。Twitterにおいてもそれは例外ではない。それらのライバルに蹴落とされること無く、広告の出し先に選ばれることが重要だ。

しかし、先行する株価に「マネタイズ」が追いつくための鍵はそれだけではない。

それではと、ユーザーから課金を得る何らかの方法を見出そうとしても、現状では現実感が乏しい。将来はともかく、いまのソーシャルメディアの潮流は「ユーザー無料」の構造が強固である。

特にTwitterのように公共性も強く、ユーザーの裾野が広いプラットフォームにおいては、ユーザーの前に課金の障壁を置くことはなかなかできない。もちろんプラットフォームの直接的な利用料という形ではなく、LINEにおけるスタンプやゲームのような派生的ユーザー課金はあり得るが、Twitterというソーシャルメディアの性質に沿ったユーザー課金の道筋をつくる必要があり、それは容易ではない。

そうなるとやはり、Twitterが提供するマーケティング価値に対して企業等が支出をする方向でのマネタイズが当面の焦点になる。

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