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誰も美智子さまを超えることはできない 「小さなお墓」発言——いなくなることなど、考えられない
79歳の誕生日には、伊豆大島の甚大な台風被害を慮り、祝賀行事を中止した美智子さま〔PHOTO〕gettyimages

「平成流」の皇室は、美智子さまなくして実現しなかったろう。我が身を顧みず、常に国民を想い、天皇を支える滅私の人。ああ、美智子さまがいなくなったら、皇室は、日本は、どうなってしまうのか。

陛下のおそばに、小さな祠を

「お二人で築かれてきた『開かれた皇室』。しかし、合葬を辞退された『畏れ多い』というお言葉には、陛下をつねにお立てになる美智子さまの奥ゆかしさが滲み出ていて、素晴らしいと思います」(皇室ジャーナリスト・渡辺みどり氏)

「天皇陛下が同じ陵に入ることを希望されたのに対し、皇后さまはご遠慮され、かわりに『陛下のおそばに小さな祠でも建てていただければ』とおっしゃった。二人三脚で支え合い、たくさんの苦難を乗り越えてきたご夫妻が同じ場所で眠れないのは、正直悲しい。でも、さすが皇后さま、という印象ですね」(漫画家・倉田真由美氏)

「皇后は戦前、天皇が『上御一人』と称される格別な存在であったことを認識しておられます。

皇后は、小学生時代に戦前教育、戦後は新憲法のもとでお育ちになり、両方の天皇観を理解されている。その上で万が一、ご自分が先に旅立った場合、皇后の陵墓が先にできて、後から天皇が入られるようなことが絶対あってはならないとお考えになったのでしょう。ご自分の立場と役割を実によくわきまえられた聡明な方だと思います」(京都産業大学名誉教授・所功氏)

各方面から、このような声が届いている。