1月都知事選説も浮上!側近も与党もおらず誰も守ってくれない猪瀬直樹都知事の窮地

2013年12月02日(月) 田崎 史郎
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一連の発言は記者団からの追及にしどろもどろになりながら認めたくだりが少なくない。側近や弁護士と入念に打ち合わせたフシはなく、猪瀬がひとりで対応していることは歴然としている。

「怒る、いばる、出しゃばる」

どうして、こうなるのか? 猪瀬の人間性に着目せざるを得ない。というのは、猪瀬とかかわったテレビ局や雑誌の関係者から異口同音に「あの人とは二度と仕事をしたくない」という話を聞いているからだ。

わたしも同じ印象を持った。昨年暮れの都知事選の際、候補者を集めたテレビ番組でご一緒したが、他の3候補を押しのけるようにして発言。CM中も自分の発言時間を確保するよう求めた。前副知事として選挙に臨んでいるのだから、意見を拝聴するおうようさがあっていいはずなのに、とにもかくにも自分の主張を売り込んだ。

昨年12月16日投票の衆院選と都知事選が終わった直後、首相就任間近の自民党総裁・安倍晋三と会うため、自民党本部総裁室近くで待機していると、わたしの前に面会していた猪瀬が出てきた。猪瀬は434万票を獲得したことに興奮し、「ギネスブックに登録してもらう」と意気込んでいた。安倍と会うと、猪瀬は安倍にも同じ話をしただけでなく、政府関係のポストを求めたことが分かった。

あまりにも明け透けな我欲… それだけでなく、猪瀬に怒鳴られた人はあまたいる。「怒る、いばる、出しゃばる」―。これでは、周りから人が消えていくのはやむを得ない。

 

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