賢者の知恵
2013年11月29日(金) フライデー

伝説の極悪P(土屋敏男元プロデューサー)が語る『電波少年』秘話とテレビの未来

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本誌の「『電波少年』告発記事」を手に取り苦笑いする土屋氏。フライデーとは敵対関係にあったのだ〔PHOTO〕村上庄吾

「『フライデー』が創刊30年目に突入ですか。それはめでたいですね。『電波少年』もフライデーも〝アポなし突撃〟がウリだから、親近感を持ってたんですよ。(記者が恐る恐る『電波少年』の告発記事が載った『フライデー』を差し出すと……)あっ! 懐かしいな~コレ。『15ヵ国少女漂流記』のコたちだね(電波の『15ヵ国少女漂流記』という企画に登場した女性らが、番組でひどい仕打ちを受けたと告白した)。当時はこの記事に腹を立てましたけどね。彼女たちは外国から来たので、国民性の違いから誤解が生じたんですね。まぁ、いまとなってはこれもいい思い出かな(笑)」

「ヒッチハイクの旅」をはじめ、「アラファト議長とデュエットをするためパレスチナを訪問」「マウンテンゴリラと松村が対決」など、過激な企画で人気を集めた『電波少年』シリーズ。視聴率30%超えを何度も記録した、この伝説のバラエティが終了して今年でちょうど10年が経つが、以来あれほどのインパクトがある番組は誕生していない。

それどころか、ちょっとした演出や世論に逆行する発言にも抗議が殺到、ヘタをすれば打ち切りを強いられるようになった。「テレビが面白くなくなった」「バラエティに未来はない」と言われるなか、『電波』シリーズの生みの親である土屋敏男P(現編成局専門局長兼LIFE VIDEO株式会社 代表取締役)は、現状をどうみているのか。

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