「現在の刑務所は罰を与えるだけで更生する場になっていない」 ホリエモンが語る刑務所からの"社会復帰" 岡本茂樹 × 堀江貴文 【前編】

[左] 大谷広太氏(BLOGOS編集長)、[中] 堀江貴文氏(実業家)、[右] 岡本茂樹氏(立命館大学産業社会学部教授)
11月27日、BLOGOS×日本財団 ブロガーミーティング「ホリエモンが語る刑務所からの“社会復帰” ~堀江貴文 × 岡本茂樹対談~」が開催された。BLOGOS編集長大谷氏の司会のもと、今年3月に長野刑務所から仮釈放され、刑務所なう。』の著者でもある堀江氏、『反省させると犯罪者になります』の著者であり、刑務所の更生支援に長らく携わる岡本氏がそれぞれの立場で刑務所からの"社会復帰"について語った。当日の様子はニコニコ生放送でも中継された。

大谷: 今回のテーマは、刑務所からの"社会復帰"についてです。刑期を終えて罪を償って出所してきたにもかかわらず、社会の受け皿や行く当てがなく再び犯罪を繰り返して、刑務所に戻るという人もたくさんいるという現状があります。

このような現状に対して、例えば法務省であれば住居の確保、NPO団体との共同事業、あるいは厚生労働省などでは就労支援体制などを行っています。そもそも、そういう実態があることも私たちは認識していないし、お話をする機会もないので、今日はそういう話をじっくりうかがえればと思います。

堀江さんは3月に出所され、現在、ニュースやグルメのアプリ開発、宇宙事業などを中心に活動されています。11月頭に保護観察期間を終えられたばかりです。

また、岡本茂樹先生は立命館大学産業社会学の教授で、刑務所での累犯受刑者のケアにあたられ、全国の受刑者の方の実態もよくご存じです。

今日は、どういった実態があるかを伺いながら、出所した後の準備はどのように行われているのか、出所した後、それぞれの方がどうなっているのかお話いただきます。

会場にはそのような事業に携わっている方もいらっしゃったり、堀江さんの「刑務所なう。」などで知識がある方もいると思います。今日はそもそものところからお話を伺えたらと考えています。まずは堀江さん、実際に刑務所を体験されてどのように感じましたでしょうか?