アメリカに来てよかった!~東大ではなく米名門大を選択した開成生が語る海外進学の意義

2013年11月29日(金) 田村 耕太郎
〔PHOTO〕gettyimages

開成中学から開成高校に進み、東大ではなく米名門ミシガン大学へ進学した塩野皓士さん。意気揚々と日本を飛び立った彼に、アメリカへ進学して3ヵ月経った今の感想を率直に聞いてみた。

アメリカの授業は進度が速い

---まず、塩野さんが想定していたこととの違いを中心に、全般の感想をざっくり聞かせてください。アメリカに来てよかったですか?

とてもよかったと思っています。実態を見る過程で、当初のステレオタイプな考え方は随分覆されたので少しはアメリカの大学のことを理解できたように感じます。

また文化や風習が違う者同士でも、お互いを尊重し合い、それらがハーモナイズされていく様子はまさに「国際化」という言葉にふさわしいものでした。田村さんが「国際化とはアメリカナイズされることではない」とおっしゃっていましたが、まさにその通りで、キャンパス内には外の「アメリカ」とは少し違った何かが存在しています。




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田村 耕太郎

(たむら・こうたろう) 前参議院議員。エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
1963年生まれ。早稲田大学卒業、慶応義塾大学大学院修了(MBA取得)。デューク大学ロースクール修了(法学修士)、エール大学大学院修了(経済学修士)、オックスフォード大学上級管理者養成プログラム修了、ハーバード大学ケネディスクール危機管理プログラム修了、スタンフォード大学ビジネススクールEコマースプログラム修了、東京大学EMP修了。
2002年から10年まで参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官(経済財政、金融、再チャレンジ担当)、参議院国土交通委員長などを歴任。
シンガポールの国父リー・クアンユー氏との親交を始め、欧米やインドの政治家、富豪、グローバル企業経営者たちに幅広い人脈を持つ。世界の政治、金融、研究の第一線で戦い続けてきた数少ない日本人の一人。
2014年8月、シンガポールにアジアの地政学リスクを分析するシンクタンク「日本戦略情報機構(JII)」を設立。また、国立シンガポール大学(NUS)リー・クワンユー公共政策大学院の兼任教授に就任し、日本の政府関係者やビジネスリーダーに向けたアジア地政学研修を同校教授陣とともに実施する。
著書に『君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から』などがある。