全米の学校に3Dプリンターを届けるイニシアチブ「MakerBot Academy」
「MakerBot Academy」のトップページのスクリーンショット

低価格帯の製品が徐々に増えてきたものの、3Dプリンターは、まだまだ高価な教具。そこで、コンシューマー向け3Dプリンターを開発・製造するMakerBot Industries(メーカーボット)は、3Dプリンティング技術の研究にたずさわるAmerica Makes(NAMII・全米積層造形イノベーション機構)、米ソフトウェアベンダーAutodesk(オートデスク)、教材教具に特化したクラウドファンディングプラットフォーム「DonersChoose.org」と提携し、"全米10万校への3Dプリンターの普及"をミッションとするイニシアチブ「MakerBot Academy」を立ち上げました。

導入校には"ソフト"面でも積極的に支援

このイニシアチブでは、まず3Dプリンターの導入を希望する学校が「DonersChoose.org」に登録。サポーターは、このプラットフォームに登録されている学校の中から、支援したい学校と寄付額を決め、オンラインで決済します。

寄付総額が目標に達したら、資金調達が成立。MakerBotは、自社の3Dプリンター「MakerBot Replicator 2 Desktop 3D Printer」(次項動画参照)、3Dプリンター用フィラメントスプール(赤・白・青)、アフターサービスを含む特別セット「The MakerBot Academy Bundle」を、市場価格より25%安い2,350ドルで学校に提供することとなっています。

「MakerBot Academy」は、教育現場での3Dプリンターの効果的な活用を促すべく、ハードウェアの提供のみならず、"ソフト"面での支援にも積極的に取り組もうとしています。たとえば、MakerBotは、3Dプリンターを取り入れた新しい教育カリキュラムの開発において、学校への助言・サポートを行っています。

また、多くの一般ユーザーが参加する、3Dデザインのためのオンラインコミュニティ「Thingiverse」を、導入校にも開放。生徒たちは自ら設計した3Dデータを共有したり、このコミュニティで公開されている3Dデータを3Dプリンターから出力したりすることができます。

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