経済の死角

「バカラの帝王」井川意高(大王製紙前会長)が明かした 六本木で一緒に遊んだ芸能人の名前

2013年11月27日(水) 週刊現代
週刊現代
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「すべてを失った私に、守るべきものなどない」—。衝撃の暴露本が、獄中から発表された。不夜城に君臨した男が見た、あの有名人の夜の顔。懺悔か、ヤケクソか。すべてが今、明るみに出される。

生意気な歌舞伎役者

〈25~26歳の若さだった私は、四国新聞や西日本放送のオーナーだった平井卓也さん(現・自民党衆議院議員)や、平井さんの親友だった穴吹工務店の穴吹英隆社長らに連れられて六本木の店を開拓していった。(中略)宮沢りえさんとは、別の西麻布のバーで彼女が親しくしていた大物歌舞伎役者と一緒にいる場面に偶然出くわしたことがある〉

このような描写で、次々と大物芸能人との邂逅、交遊、時にはトラブルが明かされていく—。

小会社7社から不正に借り入れた総額106億8000万円をカジノに注ぎ込み、そのうち55億3000万円について起訴され、会社法違反(特別背任)の罪で服役している大王製紙前会長の井川意高受刑者(以下呼称略)。獄中の彼が上梓した『熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録』(双葉社)が、背任事件やギャンブルとはまったく別の側面で注目を集めている。

「本に登場する芸能人の顔ぶれが、とにかく豪華。しかも、彼らの知られざる『夜の生態』が生々しく伝わってくる。こんな暴露本は前代未聞です。もっとも、書かれた側はたまったものではないでしょうが……」(スポーツ紙芸能デスク)

冒頭の宮沢とのエピソードはこう続く。

〈「はじめまして。大王製紙の井川意高と申します。宮沢さんは『ぼくらの七日間戦争』のころからのファンなんですよ」

すると宮沢さんは私のことをキッと睨み、

「そんな昔のことなんか忘れてるわ」

そうキツイ一言を発するではないか。(中略)「10代の女の子にしてはえらく気が強いな」と驚いた。もっとも、宮沢さんがその後、大物女優として大成したのを見ると、きっとあれくらい気が強くなければ弱肉強食の芸能界では生き残っていけないのだろう。今ではそう思える〉(引用はすべて同書より)

実は『ぼくらの七日間戦争』には、大王製紙が1億円の出資をしている。大人びたふうなフォローはしているが、当時、井川が「カネ出してやったのになんだよ」と、宮沢に不快感を抱いたことが伝わってくる。

この本の面白いところは、御曹司の井川が自分のことを棚に上げ、芸能人の「無礼さ」「非常識さ」をぶちまけていることだ。

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