小池良次「シリコンバレー・イノベーション」

大型テレビはもういらない!? いよいよブラック・マンデー、米ホリデー・ショッピング・シーズンの行方を追う

2013年11月27日(水) 小池良次(Ryoji Koike)
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〔PHOTO〕gettyimages

今週金曜日は、ブラック・フライデー。毎年、サンクスギビング(感謝祭)あけの金曜日はバーゲンセールが開催され、早朝から多くの人々で小売店がごった返す。大きく黒字(ブラック)になることからブラック・フライデーと呼ばれ、この日からホリデー・ショッピング・シーズンが始まる。翌週、12月2日の月曜日はサイバー・マンデー。今度はオンライン・ショッピング各社が派手なバーゲンセールを行い、一年でもっとも電子小売店が賑わう。

今年は景気回復が基調ということもあって、小売業界の期待は高いが「大きな伸びは期待できない」と指摘する予測レポートが飛び交っている。今回は家電王国「にほん」にとって重要な電子製品を中心に米ホリデー・ショッピング・シーズンの行方を見てみよう。

注目が集まる4K UHDテレビ販売の行方

今年は4K UHDテレビにとって初のホリデーシーズンとあって売れ行きにも注目が集まっている。

4K UHDテレビは、定価が5,000ドル(55インチ)から7,000ドル(65インチ)と高額な商品だが、米国ではソニーを筆頭にサムスンやLGが55インチ以上の大型モデルを投入し、販売に力をいれている。

例年、ホリデー・ショッピング・シーズンは1ヵ月程度。しかし、今年は26日間で、ここ10年で最も短い。そのためか、4K UHDテレビもブラック・フライデーを待たず値下げになっている。サムスンは主力機種で2,000ドルから3,000ドルの値引きを、ソニーも同様に1,000ドルから2,000ドルの値引きを行っている。

CEA(全米家電協会)によれば、4K UHDテレビはホリデーシーズンに約5万台の販売が期待されている。もし、CEAの予想通りに売れれば、家電メーカーにとって4K TVは十分に「手応えあり」と言えるだろう。

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