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2013年11月21日(木) 松岡 由希子

所蔵品の3Dデータを公開! スミソニアン博物館のデジタルイニシアチブ「Smithsonian X 3D Explorer」

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「Smithsonian X 3D Explorer」のトップページのスクリーンショット

米ワシントンD.Cにある国立スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)は、1億3700万点もの作品が所蔵される世界最大級の博物館群。2010年からのデジタル化推進5ヵ年計画「Digitization Strategic Plan」に基づき845万点のデジタル記録をオンラインで公開するなど、所蔵品のデジタル化にも積極的に取り組んできました。

そしてこのほど、この取り組みをさらに大きく前進させるイニシアチブが誕生。2013年11月13日、「1億3700万点すべての所蔵品をスキャンし、3Dデータ化する」という壮大な目標を掲げ、オンラインプラットフォーム「Smithsonian X 3D Explorer」が開設されました。

所蔵品の3Dデータをオンライン上で公開

所蔵品の3Dデータ化は、文化遺産の恒久的な保存に寄与すると考えられています。シタバチ類などの小さな生物からインドネシアの石灰岩洞窟「Liang Bua(リアンブア)」のような遺跡まで、大小問わず、あらゆる物体は3Dデータで記録することが可能です。これによって、文化的資産の劣化や破損に備えることができます。

また、スミソニアン博物館では、その所蔵品の多さゆえ、一度に展示できる作品の量は、全体のわずか1%にとどまっています。そこで、「Smithsonian X 3D Explorer」では、世界中からいつでもどこでも、より多くの所蔵品が閲覧できるよう、所蔵品の3Dデータをオンライン上で公開しています。

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