賢者の知恵
2013年11月14日(木) 週刊現代

視聴率ヒトケタ目前木村拓哉『安堂ロイド』に死す!なぜ大人の男はキムタクが苦手なのか

週刊現代
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パイロット、検事、総理大臣……これまで様々な役を演じてきたキムタクが、今回選んだのはアンドロイド。40歳になった男が、いつまでも肉弾戦をしていていいのか。大人たちの意見を聞いた。

何故こんなことになったのか

木村拓哉(40歳)が天才物理学者と100年後の未来から来たアンドロイドの二役を務める『安堂ロイド A.I.knows LOVE?』(TBS系・日曜21時)がいま、ちょっとした社会現象になりつつある。

ドラマが放送されるたびに、ネット上に実況板(ドラマを見ながら感想を書き込む掲示板)が濫立し、そこに大量の書き込みがなされているのだ。

ただし、それはドラマの出来がいいからではない。

〈デビューしたての俳優がやる特撮を、知名度の高い芸能人で固めてやっているみたいな内容〉

〈キムタクドラマを20年間欠かさず見てきた母が、開始20分で寝ました〉

〈そもそもキムタクが「キムタク」しか演じられないのは、本人も制作側もわかってるでしょ。それでも、「キムタクを演じてください」っていうオファーが絶えないってことを象徴しているようなドラマだね〉

書き込まれているのはこんなコメントばかり。このドラマを見た大半の人は、批判を通り越して失笑しているのである。

当然、視聴率も急落している。初回こそ視聴率19・2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・以下同)と上々の滑り出しだったが、第2回は15・2%、第3回は13・2%と急降下。もはやヒトケタも目前である。

上智大学教授の碓井広義氏(メディア論)が言う。

「柴咲コウさん演じる婚約者を守るために、未来から送り込まれたアンドロイドが、机の引き出しから登場して、敵のアンドロイドと撃ち合いや肉弾戦を繰り広げる。そんな『ドラえもん』と『ターミネーター』を合わせたようなストーリーを見たとき、無理がありすぎると感じました。

実社会での木村さんはすでに2女の父で40歳。もっと自分の年齢に見合った、大人の男を役柄に選ぶべきだった。企画が木村さんにはまっていないこと。それが今作の一番の間違いではないでしょうか」

大人が演じるにはあまりにも幼稚。そんなキムタクの役柄を象徴するシーンがあった。

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