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ドイツ
のどかな農村風景が広がる町トロッシンゲンのハーモニカ博物館に行ってきた!

のんびりした気分に浸れる田舎町

先週、トロッシンゲンに行った。トロッシンゲンというのは、シュトゥットガルトから南西に100キロ余り離れた人口1万5000人ほどの小さな町だ。国立の音楽大学がある。

ドイツ南部のフランスとの国境のところには森林地帯が広がっていて、『黒い森』と呼ばれている。『黒い森』は風光明媚で空気清浄、保養地として有名だが、トロッシンゲンもその一角に位置する。

シュトゥットガルトからトロッシンゲンは、車だと途中までアウトバーンが通っているので1時間余りですいすいと行くが、電車を使うなら、スイス方面に向かってロットヴァイルという町で降り、2度乗換えなくてはならないので、結構面倒だ。

ただ、車窓からの眺めは、電車の方が断然素晴らしい。ロットヴァイルでローカル線に乗り換えてゴトゴト走っていくと、周りには丘陵あり、小川あり、集落も何も見えないのどかな田舎の風景が続く。

小川の向こうに広がる牧草地では、羊の群れがのんびり草を食んでいるし、ときに、その横に、メルヘンに登場するような風貌の羊飼いが杖を持って立っていたりする。目を凝らせば、野ウサギが元気に跳ねているのを見ることもできる。運が良ければ、シカも佇んでいる。

ドイツ6番目の都会シュトゥットガルトからちょっと離れただけで、これほどの農村風景に接することができるのは、ドイツ冥利に尽きるといったところか。トロッシンゲンには古くからの友人がいるので、私はときどき訪れるのだが、のんびりした気分に浸りたいときにはもってこいの場所でもある。