起業家精神とイノベーションで「音楽の産業革命」を目指すイニシアチブ「Rethink Music」
「Rethink Music Venture Day」で優勝に輝いた、独ベルリンのスタートアップ企業「Nagual Sounds」(中央4名)

音楽業界における新しい”生態系”の醸成を目指して

テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアを通じてプロモーション活動を展開し、レコードやCDの売上枚数を競い合う時代も、今は昔。

フェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアネットワークの普及に伴い、ミュージシャンとファンが直接つながったり、ファン同士が主体的にコミュニティを形成しやすい環境が整ったことで、音楽業界のプロモーションチャネルは、ますます多様化しています。

また、「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」に代表される音楽配信サービスに加え、近年、欧米を中心にSpotify(スポティファイ)などのストリーミング配信サービスが広がり、CDを中心とする有形メディアの売上は減少の一途をたどってきました。今まさに、音楽業界は、変革の時代を迎えています。

このような業界動向をふまえ、米バークリー音楽大学(Berklee College of Music)、世界最大級の国際音楽産業見本市Midem、米ハーバード大学法科大学院バークマンセンター(Berkman Center for Internet and Society)は、共同イニシアチブ「Rethink Music(リシンク・ミュージック)」を2010年に創設。音楽業界における新しい"生態系"の醸成と次世代リーダーの輩出に向け、様々な調査プロジェクトや国際イベントを実施してきました。

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