みのもんたは、なぜこんなに嫌われるのか【第1部】「何をエラそうに」お前なんかに言われたくない、という国民的感情

2013年10月29日(火) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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雄斗容疑者の再逮捕を受けて、TBSの首脳部は冷徹な判断を下した。みの氏の「朝ズバッ!」降板内定である。

「結局今回の件は、TBSにとってみのさんを切るいいタイミングになった。

以前は1回の放送で数百万円払っていましたが、奥さんの靖子さんが昨年亡くなったのを区切りにその3分の2の額へ値下げを打診した。長引く不況と視聴率の低下で製作費が減り、高額のギャラを負担しきれなくなったのです。

実は、経営陣は『ギャラを下げればみのは自ら降りる』と踏んでいた。ところが予想に反して、彼が減額を受け入れてしまった。さてどうやって切ろうか、と考えあぐねていたところに、今回の騒動が起きたわけです」(TBS幹部局員)

「朝ズバッ!」の視聴率は、みの氏の出演自粛後もおよそ7%前後と変化がない。この事実も、「みの氏は商品価値を失った」というTBSの判断を後押しし、近いうちに降板が決まるのは確実な情勢だ。

TBSとは裏腹に、みの氏の「秘密のケンミンSHOW」出演継続が決まった日テレ局内だが、雄斗容疑者の再逮捕・解雇は「既定路線」だったという。日テレ報道関係者が証言する。

「『午後は○○おもいッきりテレビ』の時代には、みのさんはアンタッチャブルな存在でした。ニッコクの脱税疑惑や、不倫を報じられたこともあるが、上層部から『一切触るな』とお達しが来ていた。ところが、今回はそういう圧力がなかったどころか、むしろ『遠慮せずに取材しろ』という判断が下りてきた。犯人がウチの社員なのに、ですよ。

というのも、窃盗で初犯にもかかわらず、所轄署ではなく警視庁三課が担当した時点で、当局が何としても立件する気だと分かったから。日テレは最初から観念して、雄斗容疑者を切るつもりでした」

ただ、「ケンミンSHOW」の出演継続を決めたのは製作局であるよみうりテレビ。日テレとしては「すでにみのは切った」という意識らしい同番組関係者が言う。

「現場でももう、みのさんに固執していません。みのさんのほうは『ここで降りると次がない』と考えているでしょうが。

少なくとも、もう報道番組は無理でしょう。みのさんは会見で自分のことを『公明正大でなければならない報道キャスター』と言っていましたが、これからは誰を批判しても『じゃあお前はどうなんだ』というブーメランが飛んでくる。

視聴者からは『なんでまだみのを出してるんだ』と毎週クレームがすごいですよ。局としても、みのさん側から降板を申し出るのを待っている状態です」

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