経済の死角

逆ギレ直撃スクープインタビュー みずほ銀行疑惑の副頭取「悪いのはオレなんかじゃない」『半沢直樹』を超える陰謀劇

2013年10月21日(月) 週刊現代
週刊現代
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部分業務停止命令が下る可能性も出てきた〔PHOTO〕gettyimages

何がどうなっているのか。金融庁の業務改善命令を受け、収束するはずの不祥事が逆に泥沼化。内部紛争状態だ。二転三転する説明、次々現れる〝真犯人〟。組織に切られかけた男は静かに怒っていた。

なぜ、「悪者」にされたのか?

「心外ですよ。ああいう報道をされるのは」

JR大船駅にほど近い住宅街の一角にある一軒家。10月8日の夜10時半ごろ、ようやく車で帰宅した〝渦中の人〟は、明らかに怒っていた—。

みずほ銀行が、グループの信販会社オリコを通じて暴力団関係者に融資していた事件は、その行為と同等か、それ以上に、事件発覚後のみずほ側の対応に不可解さが目立つ。

一連の事件で、問題の融資が発覚したときのコンプライアンス担当だったのが、元みずほ銀行副頭取の上野徹郎氏だった。冒頭の言葉の発言主である。本誌は今回、「疑惑の副頭取」としてスケープゴートにされた感がある上野氏に直撃インタビューをした。

上野氏が取材に応じた10月8日は、折しもみずほの佐藤康博頭取が突然の記者会見を開いた当日。それまで、みずほ側は10月4日に岡部俊胤副頭取が会見を開いていたが、この会見で「問題を把握しながら放置した」「頭取らトップへの報告もなされなかった」として、問題を握りつぶした諸悪の根源のように名指しされたのが上野氏だった。

次ページ ところが、その後の佐藤頭取の会…
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