お福 第3回 「文科省のお役人も見学にきたOFUKUとOTARUの特別英語講習会@甲府東高等学校」

島地 勝彦 プロフィール

セオ 面白そうな講座ですね。ぜひぼくも参加したいです。

シマジ 体重100キロ以上でないとこの講座を受ける資格はないんだ。それにもう定員5名は埋まっているはずだよ。通常10人は収容出来るサロン・ド・シマジだが、そのイベントの参加者は巨漢ばかりだから5名しか入れないんだよ。

セオ ぼく1人くらいなんとかなるでしょう。

シマジ 無理だね。カウンターのなかには足澤とおれが入り、左右に1人ずつ、正面に3人でいっぱいいっぱいだ。

立木 セオ、お福さんに本論に戻ろうといっておいて、お前が脱線しちゃダメじゃないか。

セオ そうでした。失礼しました。

お福 そうですわよ。セオ編集長。お願いしますわ。それで、OTARUがさんざん生徒たちを沸かせているなかに、わたくしOFUKUが毎度お馴染み鈴の音ではじまる邦楽の調べに乗って、しずしずと登場いたしましたのでございます。

セオ 高校生たちの驚きの顔が目に浮かびますね。

お福 はい。どよめきのなかでお福は、拍子木をカンカンと打って「とざい、とうざい」とはじめたんです。

シマジ いま拍子木の音なんて火の用心の巡回くらいでしか聞いたことがないから、高校生は感激しただろうね。

お福 はい。小講堂いっぱいの生徒さんたちはますます目を丸くしていましたね。そこでさきほどここであげたような口上を聞いていただいたのでございます。そのあとどうしてわたくしがお福になったのか、お福の秘話を切々と述べたのでございます。