堀義人「100の行動」

【厚生労働 その5】 少子化対策のためにタブーに立ち向かえ ~婚外子を認める社会に!

2013年10月11日(金) 堀 義人
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〔PHOTO〕gettyimages

2012年の日本の出生数は、過去最小の103万7101人だった。死亡数は125万6254人。今年も人口が減少し、2005年をピークに人口減少が続いている。

よく知られているように、人口を維持するのに必要な出生率は2.08とされている。しかし、日本の出生率は1.41で非常に低い。このままでは、2050年には9500万人に、2100年には4700万人まで日本の人口は減ってしまう。

2050年時点では、0歳から64歳人口が3000万人減る。一方65歳以上の人口は微増する計算となる。このままでは、人口減であり且つ過度な高齢化社会となる。「以前は、胴上げができたのが、騎馬戦になり、肩車になっていく」と喩えられるように、労働人口対高齢者の割合は、労働者の負担が増す方向へと劇的に変化している。

このように、少子高齢化問題は、日本が抱える最も大きな問題のひとつであり、日本社会の根底を揺るがす危機的状況だという認識をもつ必要があろう。

では、どうすればいいのだろうか?

やるべき事は、実は単純で、少子化の食い止めに成功した国の事例から学べばいいのだ。フランスでは、出生率が1.6まで低下した後、「政策的努力」によって回復傾向となり、2011年には2.01まで回復している。日本がすべきは、フランスの政策をベンチマークして、取り入れられる政策を積極的に取り入れることではないだろうか。

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