お福 第1回 「世界にはばたくOFUKUの世界 "Transform Yourself into a Radiant Star"」

2013年10月09日(水) 島地 勝彦

撮影:立木義浩

<店主前曰>
人生はまさに出会いである。お福さんとの出会いは、わたしの万年筆の師匠足澤公彦の紹介がきっかけであった。足澤とお福さんが同じ高校の同級生で、すぐにお福さんはわたしにじかあたりしてきた。そのときはまだ長谷川卓史という名刺を出した。肩書きは結婚式いっさいを取り仕切る大きな会社の会長であった。

親しくなってから長谷川がもう一つの顔の持ち主だということがわかった。それはあでやかな花魁姿に変身して「お福さん」になりきった顔である。わたしが切にお願いして週末の伊勢丹のバー、サロン・ド・シマジにきてもらったことがある。お福さんはエレベーターでサッと上がってこないで、わざわざエスカレーターで鈴を鳴らして色香をあたりにまき散らしながら、サロン・ド・シマジに入ってきた。

突然のお福さんの登場に居合わせたお客たちは驚き、そして歓待した。みんな福をもらいたくてお福さんのお尻にわれさきに触るのだった。それは豪華絢爛なひとときであった。

***

シマジ 先日はわざわざ伊勢丹までお越しいただき有り難うございました。みんな感激していましたよ。

お福 いえいえ、こちらこそ、みなさまに歓待していただき嬉しゅうございました。

シマジ こちらは現代ビジネスのセオ編集長です。今日はお福さんに会いたくてセオは珍しく30分も早くやってきたんです。

セオ セオです。たしかにこぼれるような色香が漂っていますね。

お福 セオさま、わたくしごときを呼んでいただき有り難うございます。本日はよろしくお願いします。

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