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ITトレンド・セレクト
2013年09月12日(木) 小林 雅一

フェイスブックの動画広告料はテレビCMより高くなる?

〔PHOTO〕gettyimages

フェイスブックが計画中の動画広告が、延期に延期を重ねているという。

●"Facebook Pushes Back Video Ad Launch Again Amid User Experience Concerns" Ad Age, September 06, 2013

上の記事によれば、フェイスブックの動画広告は当初、今年夏には開始される予定だった。が、やがて、それが10月に延期され、最近になって再度延期されて、サービス開始時期は現時点で未定という(ただし、いずれ開始されることだけは間違いない)。

FB動画広告の概要

本コラムでも以前紹介したが、フェイスブックが計画中の動画広告は、いわゆるスポット広告と呼ばれるテレビCMと似ている。それは15秒の動画広告だが、フェイスブックのニュースフィードを流れる多数のステータス・アップデートの合間に挿入される。

テレビCMとの違いは、最初は音がしないことだ。フェイスブックはスマートフォンから使われることが多いので、たとえば電車の中でニュースフィードをチェックしている最中、いきなり動画広告から大きな音が流れてきたら、周囲の乗客から睨まれてしまう。

だからニュースフィード上で動画広告が流れてきた時点では、最初は音がしないで、ただ動画広告の映像だけが再生される。それを見てユーザーが関心を持ったら、(恐らくスマホにヘッドセットをつないでから)動画広告を指でタッチする。すると動画広告がスマホ画面全体に拡大され、これと共に音も聞こえてくる、という仕掛けだ。

一人のユーザーが見ているニュースフィード上を流れる動画広告の回数は、1日当たり最大3回に限定される。それも同じ広告主(企業)が出す広告だ。ただし、その3回のうち、ユーザーがどれかに関心を持って指でタッチした場合、その広告が再生された後、これとは別に2本の動画広告が(水平に展開する形で)追加再生される(もちろん広告を見たくなければ見る必要はない)。従ってユーザーは1日に、最大(3×3=9本)の動画広告を視聴することになる。

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